2010年12月4日土曜日

年末年始について

12月29日(水)までは平常通り診療します。

12月30日から1月3日の5日間は休診させて頂きます。

1月4日(火)から平常通りの診療となります。

ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。

※休みの日でも基本的には家におりますので、お困りの際はご遠慮なくお電話下さい。

2010年10月19日火曜日

美容外来ブースの変更

本日、午前中に院内の模様替えをいたしました。

今まで、美容外来受診の方は、奥の化粧室をお使いいただき、そのまま奥の処置室にて施術しておりました。

それですと、やや動かれる距離が長いのと、お荷物などの不都合もあったかと思い、本日から、受付の右手奥へ入って頂き、その中で行うこととしました。

お部屋の名前が、「事務室」となっておりますが、新しい美容外来ブースです。

是非、ご覧になってください。
また、何かお気づきの点がありましたら、受付を始め、スタッフにお申し付け下さい。

2010年10月3日日曜日

グルコサミン/コンドロイチンについて

最近、外来にて膝の痛みに対し、市販されているサプリメントの効果などについて聞かれることがありました。
治療としては、まず減量で、骨粗鬆症予防の運動/服薬などがあり、サプリメントに関しては気休め程度と説明していましたが、ニュースを見ていたら次のようなものがありましたので、載せてみます。
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股関節や膝の変形性関節症(骨関節炎:OA)の痛みを緩和する目的で多くの人がグルコサミンおよびコンドロイチンのサプリメント(健康補助食品)を利用しているが、このようなサプリメントに治癒効果があるとのエビデンス(科学的証拠)は認められないことが、大規模研究の新たな分析によって示され、英国医師会誌「BMJ」オンライン版に9月16日掲載された。
これまでにもいくつか今回と同様の報告がされており、研究を率いたスイス、ベルン大学社会・予防医学研究所のPeter Juni博士は「評価した2つのサプリメントのいずれも、患者の疼痛緩和という点で、臨床的に意義のある有益性は認められなかった」と述べている。この10年間、医師によるグルコサミン、コンドロイチンの処方や、世界中で何百万人という人が市販薬(OTC)としてこれらサプリメントを購入しており、2008年の世界でのグルコサミンサプリメントの売り上げはほぼ20億ドル(約1,700億円)に達し、2003年より60%増加している。

今回の研究では、3,800人強の膝または股関節の関節炎患者を対象とした10件の無作為化臨床試験の結果を分析。いずれの試験もサプリメント使用者群と非使用の対照群を比較したものであり、グルコサミン、コンドロイチンのいずれかまたは両方を使用する患者の疼痛レベルの変化をプラセボ(偽薬)との比較や互いの比較により検討したものであった。全データの検討の結果、コンドロイチンおよびグルコサミンには、関節痛または関節腔狭小化に臨床的に意義のある効果はないことが判明した。

ただしJuni氏は、もし患者がすでにこのようなサプリメントを使用しており、実際に効果を感じている場合には(疾患の自然経過やプラセボ効果によるものである可能性が高いが)、有害であるとのエビデンスはないことから、積極的に使用を止める理由はないと述べている。

米マイアミ大学ミラー医学部のAndrew Scherman博士も、このようなサプリメントが役立っていると報告している患者がいることを認めており、使用しても(費用がかかる以外に)害はないだろうとする一方で、サプリメントの製造元による表示内容については、大規模研究でその有効性が認められない限り、見直して精査する必要があると指摘している。「現時点では有効性を認める研究は存在しない」と同氏は述べている。
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2010年10月2日土曜日

インフルエンザワクチンの任意接種における当院の価格

長いタイトルになりましたが、早いものでもう10月です。
対応に追われた去年の夏〜冬が懐かしく感じられます。

さて、今年もインフルエンザワクチンの販売が始まりました。
当院でも、去年と同数は確保しており、任意接種の価格が決まりましたのでご報告いたします。

ご存知だと思われますが、今年のインフルエンザワクチンは、去年の新型インフルエンザ(ブタ由来A型H1N1, この「新型」の名称はそろそろやめた方が良いと思うが・・・)・季節性A型・季節性B型の3つの抗原が含まれますので、1種類のワクチン接種で済みます。

13歳以上は1回で、13歳未満は2回が1 setというのも例年通りです。

お値段ですが、以下のようにさせて頂きます。

13歳以上:2500円
13歳未満:1回目 2000円、2回目 1400円


原則、予約制にて対応させて頂きますので、お電話/受付にてご相談下さい。

インフルエンザの流行が12月〜3月と考えると、11月に接種するのが望ましいのですが、去年からの新しい株は感染力も強く、流行時期が読めません。

2010年9月3日金曜日

『禁煙外来』について

たばこは、「百害あって一利なし」と言われていますが、実際どうなのでしょうか?

実はその通りなのです。
煙には、ニコチン・ニトロソアミン・ダイオキシン・一酸化炭素・アルデヒド類など、約200種類の有害物質が含まれ、全身での発癌リスクの増加やCOPDといった肺の病気、心筋梗塞・脳梗塞などの循環器系の病気、はてはメタボリック症候群の原因になりえます。

それを知っていても、吸ってしまうのは何故か?
周りにさんざん言われても吸ってしまうのは何故か?

それは、「ニコチン依存症」になってしまっているからです。
ニコチンを摂取することにより、ドパミンという脳伝達物質が増え、快感を得ます。
ニコチンを摂取しなくなると、イライラし始めます。これが依存症です。
こうなってしまうと、自分ではどうしようもありません。

やめるための治療が必要になってきます。

現在は保険診療が可能となっており、新しい薬も増えてきております。
是非、ご相談下さい。

2010年7月27日火曜日

お祭りはしご

梅雨も明けて、あちこちで夏祭りが開催されています。
先日、所属法人の夏祭りと南ヶ丘の夏祭りが同日に重なってしまいました。
(実は去年も、一昨年もそうだったんですが・・・)

5時から東諸木のお祭り、8時ごろから南ヶ丘のお祭りと、お祭りを「はしご」しておりました。
どっちのお祭りも、笑顔がはじけ、活気のあるいいお祭りでした。
目の前で見る「はるのよさこい」はすごい迫力でかっこよかったです。
(よさこい祭りを帯屋町等で見たのは何年前だったか・・・)

お祭りで困ることが、ついつい食べ過ぎてしまうことです。
その日も、5時半頃から食べ始めて、最後に食べたのが8時半頃。
食べたり飲んだりとすること3時間!!
お祭りだから許されるし、翌日からはもちろん粗食です。

ところで、最後に頂いたのが「ほのか」さんのお好み焼き。
野菜たっぷりで、とてもおいしかったです。

2010年7月9日金曜日

7月29日の診療時間について

誠に恐れ入りますが、勉強会参加のため、7/29の診療時間を変更します。
午前中は変更ありません。
午後、2時〜6時45分(受付時間は6時30分まで)
とさせて頂きます。

2010年6月15日火曜日

梅雨入り&ワールドカップ&しみ治療

高知は、一昨日の13日に、例年より10日ほど遅く梅雨入りしました。
昨日は晴れていたのですが、今日は結構な雨が降っています。
このじめじめした感じですが、昨夜のサッカー日本代表は久しぶりに気持ちよかったですね。
前半の松井選手からのセンタリング→本田選手のワントラップ後のシュートでの決勝点。
また、それを支えているDF陣もいい仕事をしていたと思います。
次のオランダ戦も楽しみです。

さて、12-13日と、抗加齢学会に参加してきました。
普段、消化器などの内科関連学会ばかりですので、今回の学会は発表全てが新鮮で勉強になることが沢山ありました。
その中で、「しみ」は一言でもたくさんの原因があり、多発することが多く、多発すれば、一つ一つの診断は困難になります。
したがって、皮膚科専門の医師以外(私など)が見る場合は、まず基本となる内服加療を2ヶ月行い、経過を見るのが大事と習いました。
レーザー治療もかなり進歩しているのですが、間違ったレーザー治療を受け、さらに悪化した症例も見ることが出来ました。
やはり、いくら高価な治療器具を持っていても、診断するのは人の眼です。
幸いなことに、当院は皮膚科医師が週4日おり、私の出番はほとんど無いかもしれませんが、この「多発するしみ」に対しての治療も頑張ってみようかと思います。

2010年5月24日月曜日

5月病?

ちょっと遅くなりましたが、GWが過ぎ、じめじめした日が多くなってきました。
とかく現代はストレス社会と言われており、先月の過敏性腸症候群でもストレスが原因と書きました。
今月もストレス繋がりで一つ。
もう、耳なじみの病名だと思いますが、新生活始まり、緊張していたのが徐々に慣れ始め、それまでの緊張が一気にほどけてしまうのがこの頃です。やる気がなくなったり、だるさ・不眠などを感じます。
対策としては、古い友人に会ったり、スポーツしたりと言った気分転換が有効だと言われています。
それでも「すっきりしないなぁ」となれば、薬物治療の適応になりますが、まずは先ほどの対策を試して下さい!!

2010年4月28日水曜日

美容講演会について

来月15日(土)の11時から当院にて「アンチエイジング始めていますか?」の題目にて講演会を行います。
30分ほど口演の後、15分ほど、エレクトロポレーションのデモンストレーションを予定しております。
参加人数は、20名程度を予定しており、参加ご希望の方は、電話にて予約を受け付けております。
ぜひ、ご参加ください。

2010年4月7日水曜日

過敏性腸症候群について

今日から新学年や入学・就職など、環境が変わる方が多いのではないでしょうか?
環境の変化などにより、知らず知らずのうちにストレスがたまり、下痢・便秘を繰り返す方がいらっしゃいます。
普段はなんとも無いのに、「車で移動するとき」や「大事な会議」の時にだけ出現したりすることも。
大腸内視鏡などの検査を受けても問題ないのに、そういった症状のみ継続する病気があります。
「過敏性腸症候群」といいます。
大抵はひどくならず、経過を見るだけで治まるので受診などせずにいることが多いと思います。
対処法として、普段通りの生活リズムを心がけ、睡眠はしっかりとるといったことが挙げられます。
しかし、ここぞという時には適切な治療(内服加療)を受けることをお勧めします。
それでは、新生活、皆さんによりHappyが訪れますように。

2010年3月24日水曜日

予防接種・検診は今年度中に!

年度末で、仕事上や子供の進学などでどうしてもばたばたしてしまいます。

今年度中に接種するはずの予防接種や検診などは無いでしょうか?

残り少なくなっていますが、一度ご確認ください。

2010年2月16日火曜日

花粉症の季節になりました

先週は雨が多い1週間となり、本日は風が強くなっております。
これから徐々に花粉が舞う時期になり、私を含め一部の間では辛い3ヶ月に入ろうとしております。

「アレルギー性鼻炎」や「アレルギー性結膜炎」と言われる、いわゆる《花粉症》です。

予防は、ご周知のように、「花粉」になるだけ接さないことです。マスクを使ったり、上着などをはたいてから家に入ったりなどです。

もちろん、それで全て無くなるわけではなく、多くの方は薬が必要になってきます。
内服薬や外用剤(点鼻・点眼)を用いて対処していきます。

個々でのライフスタイルに合わせた治療法をご提示します。
一緒に乗り切っていきましょう!!

2010年1月20日水曜日

インフルエンザワクチンと肝炎検査についてのお知らせ

1つ目は、季節性インフルエンザワクチンについてです。
今年度は、ワクチン数が例年よりかなり制限されており、ご迷惑をおかけ致しましたが、あと若干名分ワクチンが残っております。
ご希望者がおられましたら、受付へお知らせ下さい。

2つ目は、肝炎検査についてです。
H20年度から行っております、公費の肝炎ウイルス検査が、今月末で終了となります。
この検査は、肝炎ウイルス(B型・C型)に感染していないかどうかを採血にて調べる検査です。
対象者は、今までに肝炎ウイルスの検査をしたことがない方となっており、負担金はありません。
これらのウイルスは、血や体液などを介して感染します。(例えば、母子感染や性行為。)
感染しても症状が無い、もしくは軽度のことが多く、検査を受けて初めてわかることが多いです。
当院では、ウイルス検査後の治療計画や相談なども行っておりますので、この機会に是非、検査をお奨めします。