2009年2月22日日曜日

日本痛風・核酸代謝学会総会に参加してきました

今月19日、20日と所属学会の一つである「日本痛風・核酸代謝学会」の総会に参加しました。
高尿酸血症は、高血圧・高脂血症・糖尿病とならんで、早期では症状が無いもののほっておくと進行し、取り返しのつかない病気の一つです。
今年は、治療ガイドラインの改定の年であり、非常に賑わっていました。治療自体には、前回のガイドラインより目新しいものはありませんでしたが、今後の研究・開発によっては!という発表が多数あり、勉強になりました。

そこで今回は、尿酸値についてお話します。
尿酸(UA)は、健診などでは必ずと言っていいほど調べていると思います。
基本的に、男性(特に飲酒・肉食の)の病気ですが、たまに女性も見られます。
尿酸が蓄積されて出来た結節(固まり)が、痛風結節と呼ばれるもので、どこに見られても良いのですが、足の親指の付け根あたりに出来ることが高尿酸血症の典型的な症状です。蓄積される病態ごと、治療法は異なりますが、やはり「結節が出来る前から予防」が一番大事です。というのも、結節が出来る前後では、合併症の出現頻度がかなり変わってくるからです。

「最近1年以上健診していないな」「足などに出来たしこりはなんだろう?」と思われた方は、一度受診をお奨めします。

2009年2月9日月曜日

3月の休日診療日

じわじわと花粉の飛ぶ時期となりました。
目の痒み・鼻水・鼻づまり・くしゃみなどでお困りでしたらぜひ相談してください。
来月の休日診療日は、
   8日(日曜):am9時~12時
 22日(日曜):am9時~12時
となります。

※今週木曜(12日)から、午前中の外来を再開します。
 まだしばらく、ご迷惑をかけますがご理解のほどよろしくお願いします。