2010年9月3日金曜日

『禁煙外来』について

たばこは、「百害あって一利なし」と言われていますが、実際どうなのでしょうか?

実はその通りなのです。
煙には、ニコチン・ニトロソアミン・ダイオキシン・一酸化炭素・アルデヒド類など、約200種類の有害物質が含まれ、全身での発癌リスクの増加やCOPDといった肺の病気、心筋梗塞・脳梗塞などの循環器系の病気、はてはメタボリック症候群の原因になりえます。

それを知っていても、吸ってしまうのは何故か?
周りにさんざん言われても吸ってしまうのは何故か?

それは、「ニコチン依存症」になってしまっているからです。
ニコチンを摂取することにより、ドパミンという脳伝達物質が増え、快感を得ます。
ニコチンを摂取しなくなると、イライラし始めます。これが依存症です。
こうなってしまうと、自分ではどうしようもありません。

やめるための治療が必要になってきます。

現在は保険診療が可能となっており、新しい薬も増えてきております。
是非、ご相談下さい。